北海道キングメルティー会の田中博行会長さんのハウスを取材しお話を伺いました。
【今後のメロン栽培について】
メロン栽培は、需要もあるし出来ることならもっと作りたいんですが、労力は私ら夫婦と姉夫婦で皆70歳を過ぎていますし、全部のハウスを使って栽培することは無理になってきました。
いままでよくやってきたと思います。メロンは機械化が出来ないからほとんど人海戦術で大変なんです。最近は自動換気装置が入って省力化にはなりましけど。
親と子が一緒に仕事をして収入が倍になるというわけではないし、そこらへんが悩みの種ですね。
【今年の状況はいかがですか】
きょうから大学農園のR113の収穫が始まったところで、これはもう20年以上栽培しています。
富良野は時期によって品種を使い分けていて、一番初めはメジャーなルピアレッドとティアラ、そのあと大学農園のR113Uと続き、最後がR113です。うちはハウスが40棟あり、フィルムは三菱ケミカルアグリドリームのアグリスターが多いんですけれども、いいフィルムですね。軟らかくて張りやすいし、丈夫です。内張りはほとんどがサンホットで保温力を高めています。