「イチゴ作りは苗8割、管理2割です」と語る長島明さんは苗づくりがすべてだという。 毎年安定した良い苗を作るためにいろいろ工夫しているが、平成16年頃から育苗ハウスに三菱ケミカルアグリドリーム (取材当時:三菱樹脂アグリドリーム)の「メガクール」という光質コントロールフィルムを使用して理想的な苗を育成し ており、それを持ち込むハウスの内張りには「イースター」というフィルムを使用。8月には花芽分化した苗を定植に持ち 込んでおり、収量は10アール8トンはコンスタントに上げており、品質も抜群によいものをとっている。栽培面積は約 38アール、2万2千株を栽培している。
なお、特筆すべき点は三菱ケミカルアグリドリーム(取材当時:三菱樹脂アグリドリーム)の耐久無滴散乱光農POフィ ルム「美サンラン」をできるだけ多く取り入れたいということで、試験の結果すごく気に入っているそうだ。