スイカ・メロンのワンポイントアドバイス

スイカは本来、つるを自由に伸ばし、つぎつぎに着果して行く性質を持っている。ところが人間が狭い場所でたくさんの収量をあげようとすると、つるや果実の着果を放任するわけにはいかなくなる。 立作りや、這作りでハウス内に密植する場合などでは、果実の肥大に必要な葉の枚数を確保した後は、 余分な「つる」を全部除去し、いわゆる「生長点無 し」の丸坊主の姿にしていたものである。

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キュウリのワンポイントアドバイス

我国のキュウリの栽培技術は優れている。 そのキュウリ農家にワンポイントとはいえ、更なるアドバイスをお伝えすることは容易では ない。 しかしながら農家は今の技術と経営に安住しているわけではあるまい。この技術を安定させ、いま一段の向上を目指すには、並の努力では追いつかないことも承知であろう。 ここは 一つありきたりの栽培法はすべて省略してプロである農家にプラスアルファーとなりそうな項目だけにしぼって世紀末の年の初めに情報を発信しよう。

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イチゴのワンポイントアドバイス

イチゴは専門度が高く、通常の栽培技術もマスターせずに、新しく取り組むことすら無謀な作物である。 しかしながら、イチゴの生産者がなんの問題もなく栽培と経営を行っているとはと ても思えない。この書はそれらの「プロ」に一つか二つのプラスアルファーを加えて いただくためのものである。

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トマトのワンポイントアドバイス

日本の施設園芸の中心をなすトマトの栽培で生計を立てているその道のプロに生半可なアドバイスは必要なかろう。しかし油断していてはいけ ない。本当の意味で理論に則った栽培をしているのか疑問であることもままあるし、 新しい技術も次々生まれている。毎年変わる気象や土壌への対応も必要であろう。識らなければならな いことはなお山ほどあるはずである。

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施設野菜 昼休み読本

施設園芸で生計を立てている農家の皆さんは、それぞれの作物の栽培と経営における 「プロ」である。 プロが「我が道」について勉強し、改善の努力を惜しまないことは、プロ 野球のイチローや松井選手をみるまでもなく当然のことである。 人知れず血のにじむような努力をしているといわれる彼等ほどではなくとも、折にふれ情報を集め有用な内容は実行する努力を怠ってはなるまい。

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