熊本県のナス栽培は高知県に次ぐ全国第２位、中でも熊本市が県内トップの栽培面積で、10月から６月にかけての冬春ナスが盛んに栽培されている。
木村さんは耐候性ハウスにＭＫＶアドバンスの８年耐久ＰＯフィルム、「スーパーダイヤスター」を使用して毎年安定した成果を上げている。
木村さんは２つの耐候性ハウスでＰＣ筑陽の栽培を行っている。
ハウスに展張しているスーパーダイヤスターの利点について尋ねると
「やはり張替え時期が延びることがメリットで、８年張れるとなればコスト的にも助かるそれが一番大きいですね。そして耐久性や保温性も問題ないので言うことなしです。透明度も手前のハウスが１年経過、隣のハウスが５年経過していますが見比べてもそう大差はないですね。」
木村さんにナス栽培の魅力や農業について聞いてみた。
「ナスに限りませんが、手をかけた分だけ見返りがあって、たくさん稼ぐことも出来ます。そして果形やいろつやがいいナスが出来ればああ綺麗だなと思うし、それをできるだけ新鮮なうちに皆さんに食べてもらいたいなと思っています。私は栽培する事、自体が楽しいから休みが無いのは苦になりませんが、息子たちには、私のスタイルには合わせず、きちんと休みを取らせ、彼らの意見を聞くようにしています。」
前作の好成績、２人の後継者が育ち、充実した毎日を送る木村さんの穏やかな笑顔が印象的でした。
