川村さんは17棟のハウスで花の多品目栽培を行っている。
そのうち冬に稼働しているのは8棟で、カーネーション2棟、ストック2棟、ラナンキュラス3棟、ガーベラ1棟だが、ラナンキュラスとガーベラが主軸になっている。
また、ハウスごとに品目が決まっているものもあれば、ストックの後にラナンキュラスといったローテーションで栽培するものもある。
快適エアーカーテンは町内の生産者から声がかかって試験的にやってみようと思ったそうだ。「灯油タンクは1棟ごとにあってその差を調べてみると使用量は約3割減でした。
加温機が設定温度になれば止まり、断熱効果が効いているから温度の下がりもゆっくりです。1シーズン半、あるいは設定温度が高めの作物だったら1シーズンでペイできると思います。
それとハウス内の縁周りが結構湿気がなくなってよかったです。
普及センターの試験も良かったようですし、導入する価値は充分あると思いました。